【死体は語る】まるでサスペンスドラマかのような本当の話

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奇跡体験!アンビリバボーで上野正彦先生がVTR出演されていました

ご覧になった方も多いのではないでしょうか

今回は詐欺や殺人による保険金目的の犯罪が再現されていました

監察医として死者の声を聴き、解剖し、死因を特定していく

私もこの本を読んで法医学に興味を持って、早30年 大好きな本です

60万部越えのベストセラーになった本を紹介します

目次

死体は語る

著者 上野正彦

1989年9月1日 時事通信社より発売

2001年10月10日 文藝春秋より文庫版が発売

内容

1959年東京監察医務院に入り監察医として三十余年幾つもの検死を行なってきた

著者が関わった検死の数々が綴られています

監察医務院とは

監察制度は、死因不明の死体を検案又は解剖して死因を明らかにすることに より、公衆衛生の向上等に資することを目的とする制度である。(犯罪捜査を 目的とした制度ではない。)  厚生労働省 監察医制度の概要についてより

変死体が発見されたとき、その死因がなんなのか?

死体外表に外傷の有無は? その傷は刺されたものなのか、事故によるものなのか

外傷がなければ事件性は?状況は? 毒殺ではないのか? 病気なのか?

検死を行ない死因を特定しています

まさに死者の人権を守る制度ですね

監察医務院は東京23区をはじめ横浜、名古屋、大阪、神戸など人口の多い都市で運用されいます

本書に書かれているエピソードの紹介

  • 死者との対話(幼女の火傷死は事故ではないことを見抜く)
  • 親子鑑定(自殺した夫の葬式で愛人が子供を連れて財産を請求 親子鑑定で本妻側の弁護士からの相談)
  • 赤坂心中(二人の変死体 これは心中なのか)
  • 死後も名医にかかれ(病死と診断 だが実は強盗殺人だった)
  • 嘘(当然の死 これは病死なのか殺人なのか)

著者の上野正彦先生について

医学というと病気を治すことと認識されていた世間に、実際の体験を分かりやすく解説し法医学や監察医を広めました

1984年に監察医務院長に就任

1989年に退官 退官後に本書を執筆し、65万部越えのベストセラーとなる

以後、テレビや雑誌で活躍 日本推理作家協会の会員にも

担当された事件・事故
  • 浅間稲次郎暗殺事件
  • 三河島事故(本書では衝撃)
  • 吉展ちゃん誘拐事件(本書ではネズミモチ)
  • 全日空羽田沖墜落事故
  • ホテルニュージャパン火災(本書では命の値段)
  • 恵庭OL殺人事件

昭和の大事件史に携わってますね

まとめ

本書によって法医学や監察医の認知が上がり

ゴールデンタイムに主人公が法医学医や監察医でのドラマも多数放送もされ

これは上野先生の功績!!法医学界のレジェンドだと私は思っています

現在94歳 いつまでも元気でいていただきたいです

のん

「監察医・篠宮葉月 死体は語る」本書が原作となっているドラマなんですよ


死体は語る (文春文庫) [ 上野正彦 ]
主人公が法医学医・監察医のドラマ(主演者)
  • 法医学教室の事件ファイル(名取裕子)
  • きらきらひかる(深津絵里)
  • ゼロの真実~監察医・松本真央~(武井咲)
  • アンナチュラル(石原さとみ)
  • 監察医 朝顔(上野樹里)

皆さんが見ていたドラマはありますか?

旬の女優の方が演じていて… 認知度アップの上り幅がすごすぎます

のん

「死体は語る」おススメです ぜひ読んでみてください

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のん
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